Posted on 2018/07/19 by KAKUKI PROJECT

圧密した杉を旋盤加工してみました

圧密60%加工をした杉の木を旋盤加工してみます。
 
通常杉は、比重0.38程と言われています。
それを熱盤プレスで60%まで圧縮し固定化した圧密杉の場合、比重が1.03程度となります。
比重1.0を超える木は希少で、自然界にあるものだと外用のデッキに使われることが多い「イペ」が比重1.3と言われます。
圧密60%の杉も非常に硬くて、ハードウッドのように密であるため、細い材に加工しても、十分な強度を発揮することができます。
 
例えば旋盤加工。
15㎜径の丸棒を作ってみると、削りかすが細かく、上手に仕上げれば鉋をかけたような光沢のある仕上がりになります。細くても割れることもなく、とても加工しやすいのが特徴です。
  


 
このように圧密加工をすれば、柔らかい杉の木の活用の幅が広がります。
 
当社では、各地の製材所と協力し、地域産認証がされている木材を圧密加工し、また各地の施設で床として利用していただいております。
床以外にも、圧密材だからできる活用方法はまだまだ模索できそうです。
あらゆる可能性を拡げ、国産材と日本の森林をうまく活用していければと思います。