ネットカジノの違法性について改めて考える

2022年9月15日 0 Comments

「ネットカジノは違法?プレイしても大丈夫なの?」
「ネットカジノでの逮捕事例について詳しく知りたい」
「日本の賭博罪について勉強したい」

現在の日本においては賭博は一切禁止されています。
このような中で、ネットカジノを始めてみたいけれども、違法になるのではないかと心配になる人も多いことでしょう。
しかし実際に日本でオンラインカジノをやっている人は、一定数いるのが実情です。
このような中でオンラインカジノが明確に禁止になった情報は1度も見聞きする事はなく、実際に捕まった人も、不起訴になっているのです。

株式上場している海外の企業が運営している

一般的にオンラインカジノ運営している企業のほとんどが、株式上場している海外の企業に当たります。
政府に認可され運営する企業だけが存在していることから、比較的信頼できる企業と言えるでしょう。
企業の中でウィリアムヒルと呼ばれる企業は、世界で1番有名な企業に当たります。
ロンドン証券取引所にも上場している事が総額も大きい企業の1つであるため、海外においてはすでに1つのビジネスとして認められています。
政府が会社に運営許可証とするライセンスを発行することで、そのサイト運営できるようになるのです。

ライセンスが発行されていなければ違法な運営会社

このライセンスが発行されていなければ、つまりは違法な運営会社と言えるでしょう。
政府の認可を受けるためには、厳しい審査をクリアした上で、ライセンスの料金をお支払いしなければなりません。
このようなことから発行されている会社は、かなり信頼できることがわかります。
その中でも特にマルタ共和国、イギリス政府の認可を受けているところであれば、特に信頼性が高いとされています。
プレイしたいカジノサイトが見つかった場合には、どこの国のライセンスを発行してもらっているのかを確認してからプレイするのも1つの手段です。

オンラインカジノのライセンスって何?

賭博の法律も利用者を取り締まることが前提としていない

日本においてオンラインカジノ(ネットカジノ)は違法なのかと気になる人も多いかも多いかもしれませんが、結論から言うと、特に問題はありません。
とは言え様々なことが原因となり、合法とも言えないと捉えられているのが現状となっています。
現在の日本にはネットカジノに対して、明確に法律が定められているわけではありません。
賭博の法律も利用者を取り締まることが前提としていないのです。
合法的なネットカジノの場合には、政府も認め運営がなされていることから、法律でのさばきも難しいです。
法律が存在していないことから、つまりは裁くことができない状態です。

日本の賭博法について

オンラインカジノに関しては特に問題はないと言うことがわかったものの、日本の賭博法について詳しく見ていくと、その関係性を把握することにもつながります。
まず最初に日本の賭博法には4種類のものがあります。
その中で賭博を行った人を取り締まる法律が2つあり、そのような場を開いた人を取り締まる法律も2つです。
このような中でなぜ利用者が逮捕されないのかと言うと、賭博法の内容を見る限り、オンラインカジノは運営側の検挙を目的にすることが前提になっている事です。
運営側を検挙しない限り、法律が成立する事は無いのです。
つまりこの法律は適用外であることがわかるでしょう。
日本側の解釈としては、肝心の運営がライセンスを取得していることから、合法的に運営していると言うことになります。
このようなことから日本の法律で取り締まる事は難しいのが現状です。

日本でのこれまでの逮捕事例

日本でカジノをしているのか、海外で金銭のやり取りが行われているだけなのかを判断する事は、非常に難しいです。
このようなことから、法律自体がオンラインカジノを想定して作られていない、運営側を検挙することができない、取り締まることができないので、問題はないと言うことです。
実際に日本でこれまでに逮捕事例がありましたが、2016年日本国内でオンラインカジノをプレイした疑いで、3人が逮捕されたのです。
2人は争いを行いたくないと言う理由で罰金刑を受け入れたのですが、残りの1人はこれは不当な逮捕だと裁判で争いました。
この結果として裁判は不起訴で終わったことから、事実上罰せられる事は無いと証明されたのです。
裁判においてはこの法律は運営側を検挙することが前提にあること、サイトが合法的に運営されている、法律自体が不完全な部分があり新しくできたものにまで対応できていないなどの点が考慮され、不起訴を勝ちとったのです。

捕まってしまう可能性のあるケース

このようなことから特に日本で行っても問題はないということがわかりましたが、だからといって何でもかんでも手を出してはなりません。
場合によっては捕まってしまう可能性も考えられるのです。
その1つに挙げられることが、利用したサイトがライセンスを取得していなかったケースです。
これは法律が適用されて、運営側が検挙された場合には、これを利用したプレイヤーも逮捕される可能性が考えられます。
そしてインターネットカフェのような仕組みがあり、中でインターネット上で遊べるカジノを提供していて、その場で現金に変えられる店を利用した場合です。
足に闇カジノなどと呼ばれていますが、オンライン上でやっているので一見合法のように見えるかもしれませんが、国内の店舗でプレイ、換気まで連れてが行われているので、これは立派な犯罪に当たります。

まとめ

これはプレイした人も逮捕されてしまうため、十分に注意するようにしましょう。